Cintiq 21UX (DTZ-2100D/G0) レビュー 2008年11月 (5)
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Cintiq 21UXのレビューの続き

※使用感には個人差がありますので、あくまでも参考としてご利用ください。
描いてみる
では、何か描いてみます。まず、円を描いてみました。

写真1:円を描く
手元を見ながら描けるので、円はとても書きやすいです。
次に、定規を使ってみます。

写真2:定規
まんがを描く場合はほぼ必須アイテムの定規です。枠線やメカの線は直線ツールでも描けますが、効果線や手書きの微妙によれた直線を引く場合には定規は必須です。うまく使えるでしょうか。

写真3:定規で線を引く
ペンの位置とペン先までの距離が微妙に遠いため、紙にペンで線を引く感覚とは少し違いますが、ほぼ同じ要領で線を引くことができます。この作業は、普通のタブレットではほぼ不可能なので感激ものです。

写真4:定規で引いた線
写真4は定規で引いた線の拡大図です。はらった感じで引けています。(Photoshop CS3では縮小した状態での描画では線が汚くなってしまうので、線のクオリティという面では不満が残ります。CS4にアップデートして改善されるようなので、そちらに期待したいです。)

写真5:ゆっくり描画した曲線
長い曲線や、ゆっくり描画する曲線についてもストレスなく描けます。細かい模様や、曲線の平行線も描きやすいです。

写真6:下書き
それでは、まんが原稿を描いてみます。今回、下書きは以前スキャナで取り込んだラフを使用しました。もちろん、下書きからタブレット上で作業することもできます。(前頁の図1は下書きから作業した、まんが原稿の作例になります。)

写真7:ペン入れ後
Photoshop CS3では縮小状態での描画では線ががたがたになってしまうので、拡大してペン入れします。ペン入れ後の状態が写真7です。

写真8:カラーリング後
着色後の状態が写真8になります。今までの手順では、ラフにケント紙を重ねてクリップでとめ、ライトボックスでトレースし、その後スキャナで取り込み、画像補正、ごみ取り、枠線はみ出し部分の削除、足りない線の追記といった処理をしますが、これらがすべてなくなりますので、手数がかなり減らせます。ペン入れからすぐにカラーリングに入れる感覚はかなり新鮮です。

写真9:原稿全景
引いてみると、写真9のようになります。仕上がりについては問題ないです。

図1: 完成原稿12.5%サイズ
完成原稿は図1となります。紙にペン入れしたものと区別つきませんね。

図1: 完成原稿25%サイズ
スキャンのゴミや、紙へのインク滲みがないぶん、拡大するとフルデジタルのほうがきれいかもしれません。線の手描き感もしっかり出ています。

次節につづく。
登録日 :2009-11-07
最終更新日 :2009-11-11
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