おえかきプロセス 1999年07月版(3) 塗り(2)

7.塗る~♪ (2)

1段ぬりこみました、これからセカンドステージです _○□=(めんどうー)

<図14>
髪から塗りましょう。まず、髪レイヤーと、髪の影レイヤーのあいだに、1枚レイヤーを入れます、これの名前を、かみSHOW としました。
かみレイヤーの不透明部分を選択し、この「かみSHOW」レイヤーに、大まかな影を書き込んでいきます(図14左上)
次に、「かみSH」レイヤーを選択し、透明部分の保護チェックをつけ、SHOWレイヤーと重なりより暗くなるような部分を、更に濃い色で、塗ります。 (図14右下)
このステップを、今まで作った レイヤーセット(塗り+影)に対して行っていきます。

<図15>
服レイヤーに対しては、図15のような感じになります。このとき、更に暗い部分の描き込みが必要と感じたら、もう一枚、SH2レイヤーなどを用意し、更に暗い部分の描き込みも同時に行います。と同時に、えりや、袖などの細かい色の違う部分や模様なども書き込んでしまいます。
全部のレイヤーセットに対してこの作業が終わりましたら、目を描きこむことにします。今回は 目→ハイライト→メインライン の順で作業しますが、この辺の手順は、毎回変わりますので、適当です。
目を塗る前に、目元近辺のメインラインを整理しておきます、塗りつぶすところは塗りつぶし、削るところは、削っておきます。

<図16>
目の部分は作業が多いので簡略化して説明します。
まず、しろめを塗ります。次に白目の陰を塗ります。さらにくろめを塗ります、そしてくろめの影を描きこみます。次に瞳孔を先に描き込んでしまいます、瞳孔と、くろめのレイヤーの間に光彩レイヤーを入れ光彩を描き込みます。今回はER1、ER2 ER3 ERb の4本を用意しました。 ERbは覆い焼きで、その他は通常モードです。色の違う光彩ごとに、描きこんでいきます。 
最後にメインラインの上にレイヤーを作り、目の光(EyeLight)を描きこみます。一つ下に更にレイヤー(Light Burn)を作成し、そこに彩度の高い色をぼかし込んで入れることで、覆い焼きに似た効果を再現できます。
どうせ、縮小すればこんなもの見えなくなって意味をなさないんですが、それでもなぜか毎回、描いています _○□= ))))

<図17>~ ハイライトの描き込みです、今までのパーツレイヤーの上に、HL(はいらいと)レイヤーを追加します、そこにハイライトを描き込んでいきます。このあたりは、ほとんど微妙というか、あってもなくてもあまり変わらないような感じですが、それでも、描きこみます _○□= (ほえほえ娘のためにせっせと描き込むのです(ばく) )

<図18>
髪の毛のハイライトは、少し違いまして、かみHLにハイライトを描き込んだあと、その上にかみライトというレイヤーを追加して、覆い焼きで描きこみます、さらに、通常モードで、かみライト2レイヤーを追加し、彩度の高い明るい色で色をおきます。
<図19>
メインラインのコピーを作成し、コピーしたレイヤーに色をつけていきます、元のラインは、不可視にしておいて、保存しておきます。適当に、いろをつけて、イラストは出来上がりです。あとは、レイアウトを決めて、仕上げます。

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